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電撃小説大賞(でんげきしょうせつたいしょう)は、KADOKAWAの社内ブランドであるアスキー・メディアワークス(旧メディアワークス)が1994年より主催する長編・短編小説の新人賞である〔ただし、募集要項では他社でプロデビューした経験のある作家の応募も可能とされている。〕。 == 概要 == ライトノベル系の新人賞では最多の応募数を誇っており、第20回(2012年募集開始)の応募総数は6554作品に達した。受賞作品は電撃文庫(一部はメディアワークス文庫)にて出版される。出版社の強みを活かしてメディアミックス的な展開が多いのも特徴の1つである。 元々は電撃ゲーム3大賞の小説部門として「電撃ゲーム小説大賞」という名称だったが、第11回(2003年募集開始)に電撃ゲーム3大賞が「電撃3大賞」に改称したのに伴い「電撃小説大賞」と改称した。小説部門の「電撃小説大賞」・イラスト部門の「電撃イラスト大賞」・コミック部門の「電撃コミック大賞」〔第12回から「電撃コミックグランプリ」として分離されていたが、第21回に電撃大賞に復帰した。〕の3部門をあわせて「電撃大賞」と呼ばれている。 電撃小説大賞は初回から長編小説・短編小説の両方を募集していたが、メディアワークス主催の短編小説賞としては他に、『電撃hp』で募集・発表された電撃hp短編小説賞(2000年-2006年)があった。この賞は電撃hp休刊に伴い、電撃文庫MAGAZINE賞として電撃小説大賞に一本化された。 ; 選考委員 : 選考委員は高畑京一郎、時雨沢恵一、佐藤竜雄(アニメーション演出家)、鈴木一智(アスキー・メディアワークス取締役)、徳田直巳(電撃文庫・電撃文庫MAGAZINE編集長)、佐藤達郎(メディアワークス文庫編集長)が務める。 ; 受賞者 : 高畑京一郎、古橋秀之、上遠野浩平、阿智太郎、成田良悟、有川浩、川原礫等、多数の作家を輩出している。また受賞に至らなかった応募者を「拾い上げ」てデビューさせることも多く、秋山瑞人、時雨沢恵一、鎌池和馬、三上延等の人気作家を生み出している。 ; その他 : なお、アスキー・メディアワークス運営の同名のラジオ番組・電撃大賞が放送中だが、番組がもっていた同大賞の宣伝広報と言う目的は現在では希薄化している〔ただし、授賞式の司会を番組パーソナリティが務めたり、刊行に合わせて受賞者をゲストに招いたりするなど、完全に無関係となった訳ではない。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電撃小説大賞」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dengeki Novel Prize 」があります。 スポンサード リンク
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